一段と日が暮れるのが早くなり、朝晩の冷え込みが晩秋の訪れを感じるこの頃ですね。秋晴れが続く中、のぞみ学園かめありでは公園やお散歩の活動を取り入れています。お友達と一列で歩いたり、手をつないで歩いたり、みんな上手に歩けるようになってきています。集団で行動・移動する練習は、日々の日常生活にとっても大切ですが、何よりも災害時にその重要性が問われるのだろうと考えています。落ち着いて普段通りの行動を促す方法の一つに、普段からの声かけを統一するというものがあります。移動する際に、『歩いて』『走らないよ』『危ないよ』等々、色々な声かけをするよりも音楽のリピート再生機能のように『歩く、歩く、歩く』と一定のフレーズを繰り返すことで、子どもがその行動を意識しやすくなります。かめありの職員が『歩く、歩く』や階段を『昇る、昇る』と同じことばを繰り返している場面をご覧になった親御さんもいらっしゃるかと思います。もちろんお散歩の時は、その声かけだけではつまらないので、見つけたお花や秋の紅葉、風景のお話も楽しんでいますよ!!
大災害など起こらないのが一番ですが、備えあれば憂いなしです。是非、17日(水)の引き渡し訓練をきっかけに、ご家庭での備蓄だけではなく、のぞみ学園かめありからご家庭へ帰るルートをいくつか検討したり、お父様、お母様がお迎えに来られないときにどなたに代わりに依頼できるか等、実際の行動を想定してご家族で再確認してみてください。
2021
26Nov