あっという間に時は過ぎ、今年も残りひと月となりました。今年を振り返るとのぞみ学園かめありでも時代の波に乗りオンライン(ZOOM)の活用を始めたことが印象的です。年明けにはZOOM による保護者勉強会を開催予定ですが、その中でAAC(補助拡大コミュニケーション)や視覚支援についてお話ししたいと考えています。相手からの質問に応答するだけでなく、自分から相手に伝える、自分出発のコミュニケーションを取る力が将来のQOLを高めることに繋がると言われています。のぞみ学園かめありではコミュニケーション指導の一環として、マカトン法や写真、シンボルなどを用いた指導を行っています。さて、ここで質問ですが、ご家庭ではどのような方法でお子さんとコミュニケーションを取っていらっしゃるでしょうか?お子さんはどんな手段で訴えてくるでしょうか?ことばで伝える子もいれば、直接行動で示す子、癇癪で訴える子もいると思います。大切なのは一つの手段に頼らず、複数のコミュニケーション方法を手に入れておくことです。使える手段が多いほど、子ども達は相手に伝える楽しさを体験していきます。冬休みの間、ご家庭でどんなコミュニケーション手段を増やせるかイメージしていただき、是非、来年の抱負の一つに加えてみてください。どんな方法が良いか迷う場合は、是非個別指導の中でご相談ください。
2021
24Dec