9月も下旬になりましたが、まだまだ暑い日が続きますね。さて、今年の十五夜は9月29日です。日本では満月の模様と言えば『餅をつくうさぎ』ですが、世界各国では様々な物に見えているそうです。『バケツを運ぶ少女』/『蟹』/『髪の長い女性』/『ワニ』etc…
同じものを見て、人種、文化によってこんなにも認知するものが違うなんて!!これは、お月様だけでなく私たちの日常生活において、頻繁に起こっている事です。ましてや感覚に偏りがあったり注意力のコントロールが難しかったり、興味の幅が狭かったりする子ども達にとっては、もっと『見えているもの、認知しているもの』が違うと考えてあげる必要があるはずです。それは、合っているとか間違っているとかではなく、それぞれの違いなのだと思います。色々な見え方、捉え方をする子ども達に、どんな見せ方、伝え方であればこちらの伝えたいことが伝わりやすいのか、見て欲しいものを見せてあげられるのかと工夫することが私たち職員の楽しみでもあります。お母様、お父様、お家で『こんな見せ方をしたら伝わった!』と言う体験がありましたら、是非私たちに教えてください!!
2023
26Sep