インフルエンザの時季外れの流行などもあり体調管理の難しいこの頃ですね。皆様、体調は大丈夫でしょうか？さて先月９月につき組、ほし組では東武鉄道博物館へ親子遠足に行ってまいりました。電車に興味津々の子、電車はあまり興味がない子と様々でしたが、意外にも人気のあった場所が『デラックスロマンスカー』の座席に座れるゾーン。皆を車内に誘導すると自然と座って落ち着いていました。流石、デラックス！！座り心地がとても良いのでしょうか？子ども達がちょこんと座る様子がとても可愛らしかったです。話は少し変わりますが、心理学の分野では『アフォーダンス理論』と言う考え方があります。これは『環境のさまざまな要素が人や動物に影響を与えて、感情や動作が生まれる（誘発する）』と言う考え方です。三角コーンには誰も座ろうとは思わないですが、デラックスロマンスカーの座席を見たら大人も子ども自然と座りたくなってしまいますよね。日常生活においても、身につけてほしい行動や体の使い方を大人が促すだけでなく、教材の形状や素材感、あるいは環境設定を工夫する事で子どもの動きを引き出しやすくなります。そんな視点もちょっと持ちながら、遊んでいるお子さんを観察してみてください。次の発達目標のヒントが隠されているかもしれません。