初冬の候ですね、 保 護者の皆様は暑さと寒さどちらが得意でどちらが苦手でしょうか?私は断然寒さが苦手な為 、 この先 どんどんもこもことした装いになるかと思います。おしゃれとは程遠い私も 綺麗 な衣装を見る事は好きで、七五三で着飾ったお子 様 とすれ違った 時 にはじっと眺めていました。七五三は子どもの健康長寿を願うお祝いですが、起源を調べたところ平安時代 に行われていた髪置( 3 歳)、袴着( 5 歳)、帯解き( 7 歳 、古くは 9 歳)と言う 子どもの 儀式だそうです 。 帯解きはその年齢で子ども自身が帯を結べるようになる からのようで、、、帯を結べるなんて凄い 帯を締める力、その力に負けないよう体幹を保つ力、 背中のどの 辺 りに結び目が ある のか感じ取る力、見えなくても 物を操作する力 等々、色々な力が複合されてできる作業です。同じようにズボンを履く、 スプーンやお箸でこぼさずに食べる、ボールを狙った方向に投げると言った様々な動作 に も色々な力の発達が必要です。その為、『お箸の練習』と言ってそれだけをひたすら行うよりも、一見遠回りに見えても全く違う活動や遊びを続ける事でお箸を使えるようになったりすることがあります。 お子様が 『○○ がまだ上手にできない 』と言う場合、 私自身がが その動きを行ってみて、どんな力を総動員しているのか感じ取るようにしています。そうする事で 支援のヒントが見えてきたりします。どう促がせばいいのだろうと迷ったときは、まずは何の力が必要なのか 感じ 取り、色々な側面を考えてみてください。支援のヒントが見つかると思います。
2024
29Nov