今年のお正月は皆様いかがお過ごしでしたでしょうか?私は恒例の新年の抱負を「心穏やかに過ごす」とし、お正月には愛犬や孫とゆっくりと楽しいひとときを過ごしました。仕事が始まると「心穏やか」な生活はなかなか難しくなっていますが、目標が達成できなかった日は原因を振り返り、心を新たにして次の日を迎えるようにしています。心は波風があるものですので、喜びや期待のあとには寂しさや不安があったり、悲しみや怒りのあとには反省や希望があったりします。「心穏やか」とは、心の大波小波を楽しむ余裕のことではないかと思えば、どんな出来事もしなやかに受け止められる自信が湧いてきますね。
緊急事態宣言の発令によって、先行きの見えない不安に包まれる毎日ではありますが、当たり前の日常生活を一つ一つ丁寧に過ごしていきたいと思います。いつもよりもゆっくりと街を歩いていると、これまで気が付かなかった風景に心を打たれることがあります。のぞみ学園かめありでも、園行事が中止されたり、縮小されたりという面は残念でしたが、その反面、お子さんの何気ないしぐさや笑顔に癒されたり、日常生活の繰り返しによる学習成果に驚かされることも多くありました。今年度もあと少しとなりますが、子どもたちの笑顔に包まれた学園が世の光となりますように、職員一同頑張ってまいりたいと思いますのでどうぞよろしくお願いいたします。
社会福祉法人のゆり会
のぞみ学園かめあり
園長 東 敦子